少年サッカークラブの名簿・出欠管理はなぜ大変なのか、負担を減らす方法

クラブの日常や課題、Mybo+の活用事例などを現場目線でお伝えします。

小林 卓

Mybo+開発者。JFA指導者C級ライセンス保有。息子が所属する小学生サッカーチームのコーチを務め、他チームの運営にも携わる。

少年サッカークラブの名簿・出欠管理はなぜ大変なのか、負担を減らす方法

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少年サッカークラブの運営には、練習や試合の指導だけでなく、名簿管理や出欠確認、ウェア注文といった細かな事務作業がつきものです。この記事では、その負担がなぜ大きくなりやすいのかを整理しながら、負担を減らすためのヒントを紹介します。

少年サッカークラブ運営に、なぜこんなに事務作業が多いのか

少年サッカークラブや少年団の運営に関わっていると、練習メニューを考えたり、試合の日程を調整したりする以外にも、やることが本当にたくさんありますよね。名簿の管理、保護者への連絡、集金、ウェアの注文取りまとめなど、挙げていくとキリがありません。しかもこうした事務作業は、専任の担当者がいるわけではなく、代表やコーチ、保護者役員がボランティア的に持ち回りで担っているクラブがほとんどです。

本業の仕事や家事育児の合間を縫って、こうした作業をこなしている運営者・保護者役員の方は多いはず。「サッカーを教えたくてコーチになったのに、気づいたら事務作業に追われている」という声も、決して珍しくありません。

事務作業が積み重なると何が起きるのか

細かい事務作業がひとつずつは小さくても、積み重なると運営全体に影響が出てきます。まず起きやすいのが、特定の人に作業が集中してしまうことです。名簿は代表が管理、集金は会計担当が管理、連絡はLINEグループで誰かが個別対応……というように役割が分かれていても、結局「詳しいのはあの人だけ」という状態になり、その人が忙しい時期や体調を崩した時に、クラブ全体の運営が滞ってしまうこともあります。

もうひとつの問題は、情報が紙・Excel・LINE・ノートなど複数の場所に散らばりやすいことです。「あの選手の連絡先、どこに書いたっけ」「出欠の集計、前回どうやったんだっけ」と探す時間が発生し、確認や引き継ぎのたびに余計な手間がかかります。こうした負担の見えにくさが、「役員になると大変そう」という不安につながり、なり手不足の一因になっているという指摘もあります。

クラブ運営でよくある4つの事務負担

少年サッカークラブの事務作業の中でも、特に負担になりやすい代表的な4つの場面を整理してみましょう。

名簿管理:入退団のたびに手作業で更新する手間

チームには、学年が上がるタイミングや年度の途中で、入団・退団が発生します。そのたびにExcelファイルを開いて名前や連絡先を書き換えたり、紙の名簿を作り直したりするのは地味に手間がかかる作業です。ファイルのバージョンが複数できてしまい、「どれが最新の名簿か分からなくなった」という経験がある方もいるのではないでしょうか。

出欠確認:練習・試合ごとに一人ずつ集計する手間

練習や試合のたびに、LINEのメッセージやノートへの書き込みをもとに、参加・欠席を一人ずつ数えていく作業も負担のひとつです。返信が遅い保護者に個別で確認したり、集計をExcelに転記したりと、地味な作業が積み重なります。人数の多いチームほど、この確認作業に想像以上に時間を取られてしまいます。

ウェア注文:サイズ集計や集金がバラバラになりがちな問題

ユニフォームや練習着の注文では、サイズと数量を一人ずつ聞き取り、注文表にまとめ、代金を集める作業が発生します。紙の注文用紙とLINEでのやり取りが混在すると、集計ミスや集金漏れが起きやすくなります。特に新入団の時期はまとまった枚数の注文が集中するため、担当者の負担が大きくなりがちです。

連絡・情報共有:伝達漏れや資料管理が煩雑になる問題

練習日程の変更や持ち物のお知らせなど、保護者への連絡事項も日々発生します。LINEグループでのやり取りは手軽な反面、過去のメッセージが流れて見つけにくくなったり、グループに入っていない保護者に情報が届かなかったりすることもあります。配布資料やお便りのデータをどこに保管しておくか、という管理面の課題もよく挙がります。

実際の現場でもよく聞く話

こうした事務負担は、特別なクラブだけの話ではなく、多くの少年サッカークラブで共通して聞かれる悩みです。「名簿はExcel、出欠確認はLINE、ウェア注文は紙の注文用紙」というように、場面ごとに違う方法を使い分けているクラブは少なくありません。それぞれの管理方法自体は手軽で始めやすいのですが、複数のツールをまたいで運用するうちに、情報があちこちに分散し、担当者しか全体を把握できない状態になってしまうケースがよく見られます。

また、代表やコーチが数年おきに交代するクラブでは、「前任者しか分からない管理方法」が引き継がれずに、新しい担当者がゼロから仕組みを作り直すことになった、という声も聞かれます。属人化した事務作業は、運営を続けていく上で見えにくいリスクになりやすいと言えそうです。

事務作業をまとめて管理する方法もある

こうした事務負担への対応として、名簿管理・出欠確認・ウェア注文などをひとつのアプリでまとめて管理できるサービスも登場しています。地域のスポーツ団体向けに作られた「Mybo+」もそのひとつで、会員名簿のWeb管理や、スケジュールに合わせた出欠確認、ウェア注文の受付などの機能に対応しています。紙やLINE、Excelなど複数の場所に分かれていた情報を、ひとつの場所にまとめて管理したい場合の選択肢として使われているようです。

具体的な機能や料金の詳細については、この記事では深掘りせず、別記事で改めて紹介する予定です。まずは「そういう仕組みもある」という選択肢として、頭の片隅に置いていただければと思います。

まとめ:できることから事務負担を減らしていこう

少年サッカークラブの運営には、指導以外にも名簿管理・出欠確認・ウェア注文・連絡など、たくさんの事務作業がついてまわります。これらの負担は、担当者ががんばって耐えるしかないものではなく、情報の管理方法を見直すことで少しずつ減らせる部分もあります。すべてを一気に変える必要はありません。まずは今の運営の中で「一番負担に感じている部分」がどこかを整理するところから、できることを探してみてはいかがでしょうか。

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